琉球大学地域連携推進機構では、「沖縄産学官協働人財育成円卓会議」の提言を受け、新たな価値を創造できる人材や国際性豊かな人材の育成に向けた「目的別人材育成プログラム」を社会人及び学生に開講してきました。令和6年度は、社会人を対象とする体系的で専門性の高い教育プログラムとして「履修証明プログラム」を開設し、この新プログラムに沖縄県内の社会人14名が登録しました。また、8科目の資格対象科目は、本学の学生も加え、8科目合計で延べ258人が受講しています。
2025年3月22日、講義や演習など120時間以上の資格教育プログラムを修了した14名(社会人9名、本学学生5名)が、初級地域公共政策士資格を取得しました。これで令和元年度以降、初級資格者は累計で131人に達し、沖縄から多くの資格者を輩出しています。地域公共政策士の認証機関である一般財団法人地域公共人材開発機構(COLPU)の新川達郎理事長のご参列のもと、令和6年度初級地域公共政策士修了式(資格証明書授与式)が本学の研究者交流施設?50周年記念館で開催されました。
また、第2部「沖縄における地域公共人材」は一般参加も可能な公開型で開催され、初級地域公共政策士や担当教員?講師等で構成する「沖縄地域公共政策研究会」の顧問を務める同志社大学の新川名誉教授が「地域公共人材ネットワークへの期待」というテーマで、同研究会への期待と今後の展望についてご講演されました。また、同研究会のプロジェクト研究9件についても紹介が行われました。
令和6年度初級地域公共政策士修了式集合写真
福治友英?地域連携推進機構長(前列中央左)、新川達郎?COLPU理事長(前列中央)、島袋純?沖縄地域公共政策研究会会長(前列中央右)